結ぶ。

昨年の12月に当店で照明を選んで頂いたお客様がiphoneで撮った写真を見せに来てくれた。こういう、喜んでもらえたのだなと自覚できる瞬間は僕も大平もとてつもなく嬉しい。開店してから有り難いことに何度かあるが、毎度同じように「よし！よっしゃぁ！」と心で想う。
照明、もしくは家具を選びにお客さんに対して、周囲にある環境（広さ、天井の高さ、床材、床色、クロス..）についてお話を聞かせてもらいこちらも想像しながら最善の提案をする。その灯りがテーブルやデスクなどから適切な設置をする高さも含めて..と諸々尽きない程。（終わりはあるのでご安心を）
照明単体だけの単一だけの伝え方で終わることを僕らはしたくないので少々出しゃばり気味であるかもしれない。
以前別なお客様で新築の部屋に3灯ぐらいほしいという経緯で来店されたことがあった。よく聞くと、その広さと明るさを考えると2灯で十分な雰囲気だったので3灯ではなく2灯をすすめ、結局2灯設置する結果に。残りの1灯はまずは2灯を設置してからでも遅くはないと判断した。
商売としていかがなものかは知らない。
お店というもの、烏滸がましいが、自分たちという存在強み、プライド何がしたいのかを知ってもらうために、適材適所に「豊かな1灯、あるいは家具」を僕らなりにちゃんと結んで伝えたい。